どうも.tk89naviです.
今回はプロ野球の二軍戦を観戦してきたのでレポートしていきます.
スタメン
先攻 北海道日本ハムファイターズ
16平沼(敦賀気比)4年目
23今井(中京)3年目
3D渡邉(東海大甲府)6年目
49海老原(創価-創価大-BC富山)新人
55野村(花咲徳栄)新人
67姫野(天理-大阪偕星学園)4年目
78万波(横浜)新人
82黒羽根(日大藤沢-横浜DeNA)14年目
94難波(創志学園)2年目
P 吉田侑(東海大仰星-東海大)4年目
後攻 横浜DeNAベイスターズ
18乙坂(横浜)8年目
29関根(東邦)6年目
3D山下(関東第一-國學院大)5年目
47細川(明秀学園日立)3年目
53飛雄馬(江の川-三菱重工広島)8年目
65伊藤裕(日大三-立正大)新人
76狩野(川越工-平成国際大)3年目
82山本(京都翔英-中部学院大-BC滋賀)2年目
94大河(秀岳館)3年目
P バリオス 8年目
試合内容
DeNAは昨年から在籍しているバリオス投手,日ハムは吉田侑投手の先発でスタート.
日ハムは初回,先頭の平沼選手が中安で出塁し盗塁などで三塁に進むと,4番・育成の海老原選手がライト前に転がして先制.続く5番・野村佑選手も左中間の適時二塁打を放ちもう1点追加.
DeNAはその裏,吉田侑選手の立ち上がりを攻める.先頭の乙坂選手がレフト線への二塁打で出塁すると,2番・関根選手が逆方向へ大飛球を打ち上げるとそのままスタンドイン.すぐに同点に追いつく.
3回表の日ハムの攻撃.2死から3番・渡邉選手が中安で出塁すると盗塁を決める.その後4番・海老原選手がカウント2-2と追い込まれながらライトの頭を超える適時二塁打を放ち勝ち越しに成功.
5回表には先頭の9番・難波選手が内野安打で出塁すると,1番の平沼選手が中安で続く.更に2番・今井選手もレフトに弾き返す適時打を放ち4点目.2死となるが,5番・野村佑選手の三ゴロをDeNA・伊藤裕選手がタイムリーエラー.
日ハムは8回に平沼選手のレフト前適時打で1点.9回にも万波選手,黒羽根選手の連続適時打が飛び出しダメ押しとなった.
DeNA打線は8回に3番・山下選手が犠飛を放つのがやっとで,結局日ハム投手陣から打ったヒットは4本と封じ込まれた.
日ハム 201 020 012 8
横 浜 200 000 010 3
注目選手(ルーキー)
横浜DeNA
ドラ2・伊藤裕季也選手(日大三-立正大)
DeNA期待の内野手はサードで先発出場.三邪飛,三ゴ,投ゴ,遊ゴで4打数ノーヒットと不発に終わった.4打席見た感想はとにかく打撃が崩されて自分のスイングができていない印象.2打席目(相手は吉田侑投手)の三ゴはいい当たりだったが野村佑選手の守備に阻まれた.3打席目は西村投手,4打席目は田中豊投手で速球派投手との対戦になったが,150km/hの速球が頭にある中で落ちる系の変化球に手を出し苦しいバッティング.この日の打撃には怖さを感じなかった.守備面でも三塁ベース付近に転がった打球処理が雑になるなど,動きに精彩を欠いていた.
伊藤選手の打撃はこちら↓(※音量注意)
日本ハム
ドラ2・野村佑希選手(花咲徳栄)
日本ハムの野村選手も期待のサードだ.左中二塁打①,左飛,三失,死球,空三振と4打数1安打1打点.バリオス投手から放った1打席目の二塁打は,甘く入ったところをしっかりミートできていた.その後の打席はやや変化球に翻弄された感はあるが,やはり打撃センスは感じられる打者だ.一方サードの守備は安心して任せられるレベルに到達しておらず,好守も多いがミスも多い.将来性豊かな打者であることは間違いなく,守備が安定してくれば一軍で見られる日も近いかもしれない.
野村選手の打撃はこちら↓(※音量注意)
日本ハム
ドラ4・万波中正選手(横浜)
野村選手より荒削りなプレーをみせる万波選手.7番センターで出場して空三振,遊ゴ,中飛,四球,右安①と4打数1安打1打点.彼もまた野村選手同様ロマンがある選手だが,打撃も守備もこれからという感じであった.体格的にアウトコースの球に届いてしまい,何でも手を出してしまっている印象を受けた.それゆえインコースも差し込まれやすく,木製バットになったことも含めてしばらくは苦労しそうな気はした.逆に長打が増えてくればハマりそうな選手である.守備も追い方が怪しいプレーもあったが,身体能力でカバーしそうだ.
万波選手の打撃はこちら↓(※音量注意)
日本ハム
育成・海老原一佳選手(創価-創価大-BC富山)
最後にこの選手だけ紹介しておきたい.日ハム史上初の育成選手は4番ライトで出場して右安①,右二塁打①,投ゴ,三ゴ,中飛と5打数2安打2打点.見るのは初めての選手だったが,まず体が大きく,そしてスイングが鋭い.直感的に育成に置いておくにはもったいない選手だと思ったが,2打席目の追い込まれてから放ったライトオーバーは見事だった.強く叩けばヒットになる確率も上がる.それが実践できる選手であり,早々に支配下になりそうな勢いを感じた.
海老原選手のスイングはこちら↓(※音量注意)
おわりに
今回は野手ばかりになってしまったが,しっかりお目当てのルーキーを確認でき,海老原選手が見れたことは思わぬ収穫だった.一軍までの道のりとしては全体的に少し時間がかかりそうだが,まずは二軍でアピールして結果を残してほしい.日ハムについては,次回チャンスがあれば吉田輝星投手や柿木蓮投手なども見たいところである.