どうも.tk89naviです.
大学野球のオープン戦,『千葉工大vs白鴎大』の観戦レポートです.
スタメン
先攻 白鷗大
18金子(3年=國學院栃木)
23松元(2年=聖望学院)
36中山(1年=青藍泰斗)
4D渡邉(3年=関東学園大付)
55ラミレス(3年=文星芸大付)主将
67藤田(3年=青藍泰斗)
74秋山(新1年=八戸学院光星)
82角田(新1年=横浜)
99京橋(2年=星琳)
P 青柳(3年=日立北)
後攻 千葉工大
17峯岸(1年=拓大紅陵)
24石井(2年=船橋二和)
39堀(2年=須坂)
48村岡(2年=千葉商)
53目黒(2年=帝京長岡)
65渡邉(3年=西武台千葉)主将
72川崎(1年=上野学園)
8D星野(1年=上野学園)
96小林(2年=千葉明徳)
P 佐藤(1年=西武台千葉)
※学年は現時点.3年の場合は4月から新4年生.
試合内容
千葉工大は佐藤郁海投手,白鷗大は青柳淳之介投手でスタート.
先制したのは千葉工大.3回裏,1死から2番・石井隆浩選手が左安で出塁すると盗塁でチャンスを作る.2死2塁で4番・村岡宰選手が左中間に弾き返し適時三塁打で1点を先制.
追いかける白鷗大は5回表,千葉工大の先発・佐藤投手をリリーフした坂上玲矢投手(2年=拓大紅陵)を攻め立てる.先頭の9番・京橋幸多郎選手がセンター前に転がして出塁すると,四球と犠打などで1死満塁のチャンスを作る.4番・渡邉亮太郎選手が凡退したが,ドラフト候補にもあがる5番・ラミレス・レンソ選手がライト前に上手く運んでランナー2人を返し逆転に成功.
更に7回表,白鷗大の打線が繋がる.千葉工大は6回から登板している3番手の水野崇都投手(3年=成田国際)が2イニング目のマウンド.3,4番を打ち取り2死とするも,前の回から守備に就いた5番・樋口勇次選手(3年=須磨翔風)がライトの頭を超える三塁打を放つと,続く6番・代打の選手(新1年生かな?名前がわかりませんでした.申し訳ございません...)が左前適時打を放つ.更に7番・秋山龍正選手,8番・角田康生選手と立て続けに新1年生が適時打を放ち4連打で3得点.
一方の千葉工大は4回以降打線が沈黙.白鷗大の4投手に抑えられ反撃とはならなかった.
白鷗大 000 020 300 5
千工大 001 000 000 1
ドラフト候補と気になる選手
白鷗大
ラミレス・レンソ選手(3年)は死球,左飛,右安で2打数1安打2打点.豪快なスイングが持ち味の選手だが,チャンスでライト前に弾き返すなど柔軟な打撃も見せてくれた.守備練習での動きは不安が感じられたが,試合での守備機会は無難にこなしていた.
1番・金子莉久選手(3年)も今秋のドラフト候補にあがる.中飛,二飛,四球,四球,空三振と3打数ノーヒットだったがその脚力は健在だ.走塁時はバネのある走りで普通に速い.守備にもその足は活きており,左中間に飛んだヒット性の当たりもあっという間に落下点に入る守備範囲の広さを見ることができた.
一番気になった選手は3番遊撃・中山誠吾選手(1年)だ.彼を見れたことがこの試合の一番の収穫かもしれない.まずはひときわ目立つそのガタイ.それでいて守備の動きは良く,グラブ捌きも柔らかい.打つ方では一失,二ゴ,四球と2打数ノーヒットに終わったものの打席での風格はこの日一番.べた褒めしすぎかもしれないが,構えや振りは若干ではあるが大谷翔平選手を感じるところもあり,今後の成長が楽しみな選手である.

おわりに
白鷗大は今秋のドラフト候補に名前があがっている選手が多く,今後もチェックしていきたい大学である.
中村伊吹投手,大下誠一郎選手の出場はなかったが,樋口選手や中山選手,途中出場した西村選手など楽しみな選手が多い.新1年生についても即レギュラーになれそうな優秀な選手が入部してくるわけだが,それはそうと白鷗大野球部は公式HPの部員紹介を早期に更新して頂きたいところ.