どうも.tk89naviです.
今回はプロ野球の巨人vsヤクルトのオープン戦を観戦してきたのでレポートしていきます.
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試合結果
まずは試合結果から↓

巨人はメルセデス投手,ヤクルトは石川投手の両左腕でスタート.
メルセデス投手は序盤から崩れ,3回まで毎回失点を許す.石川投手は安定した投球で3回を無失点だった.
ヤクルト打線は積極的に打ちにいく姿勢が見られたが,併殺打3つとちぐはぐな面も見られた.
一方巨人打線は石川投手-スアレス投手-高梨投手と繋いだヤクルト投手陣から2得点.その2点は阿部慎之助選手のHRだった.
オープン戦のため多くの選手を見ることができ,収穫のある観戦だった.
詳細はこの後記述する.
注目選手
まずはヤクルトから.
村上宗隆選手
やはり一番インパクトを残したのはこの打者.
7番サードで先発出場して4打数2安打.
1打席目は左腕のメルセデス投手を捉え逆方向にあわやHRというフェンス直撃の二塁打を放つと,2打席目は変わった田原投手の初球を捉えこれもまた逆方向へ.フェンス直撃の2打席連続二塁打を放った.3,4打席目とアウトコースの変化球に対応できず空振り三振に倒れたが,モノの違いを十分に見せてくれた.打球の質からすると間違いなく一軍で通用するレベルにあると思う.

塩見泰隆選手
続いては何かと注目されている2年目外野手の塩見選手.
この日は5番センターでスタメン.4打数2安打2打点と活躍した.
ただ,しっかり捉えた打球が野手の間を抜けて結果的に2本ヒットが出たものの,4打席トータルで見ると全てゴロを転がす打撃であり,今後も中軸を打っていくのであれば物足りない内容に感じた.(1番打者としてなら素晴らしい内容)
それでも早いカウントから打ちに行く積極性や出塁後も早いカウントで盗塁を仕掛けるなど,ヤクルトの分厚い外野陣に割って入ろうと必死のアピールをしている.引き続きオープン戦で試されるだろうが,大きな当たりが増えると,シーズンに入って早々にスタメンを勝ち取ることは十分にあり得ると思う.

廣岡大志選手
最後は今年のブレイクに期待がかかる廣岡選手.
途中出場でファーストに入り,1打席目は巨人・今村投手との対戦.
追い込まれた後の4球目を振り抜き左中間スタンドに完璧なHR.
昨年開幕スタメンを掴んだ廣岡選手だが,不振から西浦選手にレギュラーを奪われ今年は追いかける身.
結果を出すしかない状況で最高の打撃を披露した点は高く評価できる.
気になるのは守備面.試合前はショートで熱心な守備練習をしていたが,最後の最後はファーストの守備練習に充てていた.首脳陣の廣岡選手に対する期待は今年も大きいようだが,一方で西浦選手も状態がいい.廣岡選手がファーストを守ることで代打から守備に入る際,坂口選手を外野で使えたり,相手投手の左右や味方の選手を休ませながら使えたりと様々なオプションも考えられる.それでもまずは西浦選手とのポジション争いに注目だ.

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続いては巨人.
クック投手
やはり気になるのは新戦力.守護神候補のクック投手だ.
1イニングを7球で無失点に抑える好投で,最速は152キロ.
打ち取った打者は好打者の坂口・青木・山田と自信に繋がる投球だったと思う.
基本は真っ直ぐを投げ込んでいたが,3人とも打ち辛そうで手元で動いているようだった.早く終わりすぎたため,制球のチェックができなかったが,悪くはなさそうだ.シーズン終わってみたらリリーフの要になっている可能性がある投手だと感じた.
クック投手の投球フォームはこちら(スロー↓)
おわりに
プロ野球も開幕まで1ヶ月もなくなってきました.
個人的にはプロ野球の観戦は今年1発目.
オフから注目していた選手達を確認できて満足です.
今日はこのへんで.
2019ヤクルトスワローズの戦力分析はこちら