どうも.tk89naviです.
本日は大学野球の法政大vs日大の試合を観戦してきたのでレポートしていきます.
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スタメン
先攻 日本大
17栗栖(3年=敦賀気比)
28真田(3年=明徳義塾)
36峯村(1年=木更津総合)
43出羽(3年=田辺)
55櫻井(1年=八王子)
6D淵上(2年=修徳)
79山口(2年=大垣日大)
82津原(1年=日大三)
94菅原(1年=日大藤沢)
P 田村(3年=日大三)主将
後攻 法政大
18舩曳(3年=天理)
26福田(3年=大阪桐蔭)主将
33清水(3年=佼成学園)
47毛利(3年=愛工大名電)
5D伊藤(3年=中京大中京)
62古山(3年=法政二)
75安本(3年=静岡)
84相馬(3年=健大高崎)
99宮本(2年=健大高崎)
P 朝山(3年=作新学院)
※学年は現時点.3年の場合は4月から新4年生.
試合内容
法政大はドラフト候補の朝山広憲投手,日本大は二刀流の田村幸之介投手でスタート.
両先発投手とも上々の滑り出しを見せ,3回までは両チームの打線が捕らえることができない.試合が動いたのは4回裏の法政大の攻撃.二死から4番・毛利元哉選手がライト前に痛烈なゴロを転がし出塁すると,5番・伊藤寛士選手もライト前に落とし1・3塁とする.ここで6番・古山侑杜選手がレフト前に転がし3連打で先制.日本大先発の田村投手は後続を抑え,4回を投げ終わると5回からセンターの守備へ.
その後は得点が入らず迎えた7回裏の法政大の攻撃.日本大は3番手・川西雄大投手(2年=明大中野)の2イニング目の投球.先頭の5番・伊藤選手が四球で出塁すると,ここで代打・山根将也選手(3年=法政二)が左中間に大飛球を放つ.5回からセンターの守備に就いた田村選手がこれに追いつくも捕球できず一塁ランナーが一気にホームイン.更に8番・相馬優人選手の犠飛でこの回2点を追加した.
日本大打線は法政大の朝山投手-平元銀次郎投手(1年=広陵)-古屋敷匠眞投手(1年=八戸工大一)-髙田孝一投手(2年=平塚学園)と繋いだ投手陣を捕らえることができず,終わってみればヒットは内野安打2本のみ.1,2年中心のスタメンではあったが,打撃面に課題が残った.投手からセンターを守った二刀流の田村選手も快音響かず完封負けを喫した.
日本大 000 000 000 0
法政大 000 100 20× 3
ドラフト候補と気になる選手
法政大
ドラフト候補の舩曳海選手(3年)は打撃では良い当たりがあったもののヒットにならず二ゴ,中飛,一ゴと3打数ノーヒット.それでも持ち前の俊足は健在で一塁到達タイムは4.06秒.守備では4度の守備機会を無難にこなしたが特に目立ったプレーはなかった.
先発した朝山広憲投手(3年)は4回を投げ無四球,内野安打1本に抑えるピッチングで無失点.MAXは140前半だが,130キロ後半の真っ直ぐを中心に打たせて取る投球で難なく抑えた印象だ.クイックは1.25~1.36秒.
日本大
日本大で気になったのは二刀流・田村幸之介投手(3年)だ.投げては4回1失点にまとめ,その後守ったのがセンターというのが面白い.打撃と守備では良いところが見られなかったが,今後楽しみな存在だ.
野手で一番気になったのは捕手の津原瑠杜選手(1年)である.1年生ながら4人の投手を巧みにリードし,企画された盗塁は2回とも刺した.イニング間の二塁送球タイムは1.90~2.20秒で平均2.04秒.法政大の俊足9番・宮本隆寛選手の盗塁を完璧に刺した送球(2.03秒)は圧巻だった.
総括
法政大と日本大の試合をレポートした.
法政大はドラフト候補の宇草孔樹選手(3年)が出場しなかった.それでも新4年生を中心としたタレント揃いのスタメンが売りのチーム.それだけではなく投手陣も安定感があった.
日本大は川西投手が140中盤の速球を投げるなど,140キロオーバーの投手が多く,投手陣には魅力を感じたが,打線が迫力がなかった.
両チーム,今後は新1年生が入りどれだけチームが活性化するか楽しみである.