どうも.tk89naviです.
今回は日本野球連盟主催の関東選手権大会の観戦レポートです.
社会人野球の魅力
まずは社会人野球について少し触れてみたい. 高校・大学・社会人・プロと,どのカテゴリーを観戦しても楽しめるが,近年特に面白いのは社会人野球.
きっかけは数年前に観戦した都市対抗野球.負けたら終わりのトーナメント方式で行われ,一戦一戦がとにかく白熱して盛り上がるし,選手のレベルは高く,試合内容はプロに全く引けを取らない.チーム特有の応援合戦も楽しみの一つだ.
都市対抗に限らず,日本野球連盟が主催する各大会でも熱戦が繰り広げられている.そんな社会人野球の魅力をこのブログを通して広めていけたらと思う.
関東選手権大会
東京ドームで開催される都市対抗野球,京セラドームの日本選手権大会に比べると今回の関東選手権大会は規模が小さいが,出場チームは強豪ばかり.
関東選抜リーグを勝ち抜いた8チームが出場している本大会だが,今回は1回戦の下記2カードを観戦.
- 東芝vsオールフロンティア
- 明治安田生命vs東京ガス
試合結果
1試合目は東芝が9-2の7回コールドゲームで圧勝↓
2試合目は初回に打線が爆発した明治安田生命が9-0の7回コールド勝ち↓
注目選手
ここからがこのブログのメイン.私が気になった選手,注目している選手を紹介していく.
まずは,今年のドラフト上位候補 東京ガス・笹川晃平選手(浦和学院-東洋大).
明治安田生命・玉熊将一投手(北海高‐法政大)を相手に,
①見逃し三振,②左安,③四球,④中飛の3打数1安打の打撃内容.
笹川選手の打撃はこちら↓※音量注意
この左安のようにしっかり捉えた打球は鋭い.体つきもしっかりしており,貴重な右のスラッガータイプだ.また,センターの守備でもファインプレーを見せた.ランナーを背負っている場面で前進守備を敷いていたが,背走して見事なダイブキャッチ!このプレーで一番球場が沸いた.笹川選手はライトがメインかと思っていたが,センターでの動きも良く守備範囲が広い.
笹川選手の守備はこちら(スロー)↓
次は,東芝のルーキー・宮川哲投手(東海大山形高-上武大).
1年目のため今年のドラフト対象ではないが,本日見た投手で一番良かったため取り上げてみる.5回を投げて被安打5の無失点.MAXは146km/hで奪三振5だった.序盤は真っ直ぐでゴリゴリと押していたが,チームの援護点が入ると球速を抑えて打ち取る投球の意識を感じた.クイックは1.17~1.23秒.来年の今頃が楽しみな投手だ.
宮川投手の投球フォームはこちら(スロー)↓
このように毎回注目選手を紹介していけたらと思う.
おわりに
社会人野球は若い選手を起用する傾向があり,2,3年で良くも悪くも戦力が変わってくる.毎年のように選手名鑑を買ってチェックしているが知らない選手が次々に登場してくるためワクワクが止まらない.
そんな社会人野球,年内最後のビッグイベントである日本選手権が11月から京セラで開催される.ドラフト会議後の大会であり,指名された選手が多数出場するので注目してほしい.