どうも.tk89naviです.
本日も明治神宮大会について更新します.
立正大学vs九州共立大学の試合に続き,
近畿大学vs筑波大学の観戦レポートです.
試合結果
まずは試合結果から↓
この試合も投手戦となった.両先発投手の好投が続く中,近畿大がHRで先制すると7回に追加点をあげる.筑波大は9回に粘りを見せ1点を返すが惜しくも敗戦.近畿大が準決勝進出を決めた.
注目選手
続いて気になった選手の紹介.
近畿大 小寺兼功投手(4年=岡山理大附)
まずは近畿大先発・小寺投手.序盤から140km/hを超える真っ直ぐを投げ込み,三振の山を築く.インコースも強気に攻めており,打者は的が絞れなかった印象.7回を投げて奪三振11個と見事な投球で勝利に貢献.MAXは143km/hでクイックは1.12秒だった.今年プロ志望届を提出も指名漏れ.貴重なサウスポーのため,進路は社会人野球か.
小寺投手の投球フォームはこちら(スロー)↓
近畿大 村西良太投手(3年=津名)
続いては小寺投手をリリーフした村西投手.この投手,間違いなく来年のドラフト候補になるだろう.この日は1日中ひたすら野球を見ていたが最後の最後で驚かされた.サイドハンドから140km/h後半の真っ直ぐを連発.MAXは149km/hだったかと思う.9回に打ち込まれて1点を失ったが,まだまだ伸びていく投手だと感じた.
村西投手の投球フォームはこちら(スロー)↓
筑波大学 片岡心選手(1年=報徳学園)
筑波大の1年生・片岡選手が気になった.筑波大の1年生では上中尾選手(敦賀気比)がレギュラーとして活躍しているが,この選手もすぐに出てきそう.この試合は2点を追う9回に代打で登場.近畿大の剛腕・村西投手に対して積極的に振っていき,見事に真っ直ぐを弾き返してタイムリー.1年生ながら勝負強い打撃を見せてくれた.今後も期待が持てる注目の選手だ.
片岡選手のタイムリーヒットはこちら(音有り)↓
おわりに
高校野球2試合,大学野球2試合と1日で4試合を観戦したレポートをようやく書き終えた.多くの選手,素晴らしいプレーを沢山見ることができ,充実の1日となった.
昨日行われた高校の部の決勝戦では,札幌大谷が星稜を下して優勝.そして本日は大学の部の決勝戦が行われ,立正大が環太平洋大を下して優勝.漫画のようなドラマチックな試合だった.
11月も中旬だが,野球はそろそろシーズンオフとなる.最後の最後まで野球で楽しみたい.