どうも.tk89naviです.
昨日から日本シリーズがはじまりました.今年の対戦カードは広島vsソフトバンクとなっています.第1,2戦はマツダスタジアムで,第3,4,5戦はヤフオクドームで,そして第6,7戦は再びマツダスタジアムで試合が行われます.
今回は1,2戦について少し触れたいと思います.
第1戦の振り返り
まずは波乱の幕開けとなった第1戦の振り返りから.延長12回を戦ってまさかのドロー.最後までテレビ観戦していたが疲れた...
打撃力のある両チームに対し,先発の大瀬良投手と千賀投手がなんとか試合を作ると終盤は総力戦の大死闘.両チーム次々に投手を交代して的を絞らせず,本当に1点が遠い試合だった.
初戦の感想をまとめる.
- 広島は丸選手が打たないと得点力が落ちる
- ソフトバンク・甲斐選手の肩がエグい
- フランスア投手vs柳田選手の対決は痺れた
- 大舞台でのエラーは命取り
- 現代野球はリリーフが重要
両チームベンチ入りの選手がほとんど出場していたため,選手のコンディションはチェックできたはず.次戦以降の選手起用には注目だ.
第2戦
そして本日行われた第2戦.先発は広島がジョンソン投手,ソフトバンクはバンデンハーク投手.スタメンはソフトバンクが大幅に変えてきた.
第1戦 第2戦
9上林→4川島
4明石→6今宮
5グラシアル→9グラシアル
8柳田→8柳田
7中村→7デスパイネ
3内川→3中村
6西田→5松田
2甲斐→2甲斐
相手が左投手のため右打者を並べる当然の策だが,本日は明らかにデスパイネ選手のレフト起用が裏目に出た.よりによってレフトに打球がよく飛ぶという...1点を取ることが困難な前日の試合展開を見ているだけに,取れるアウトは確実に取る最低限のディフェンスは必要だと痛感.勿論センターラインの守備力は大事だが,両翼も疎かにはできない.
試合は序盤から主導権を握った広島が余裕の逃げ切り.丸選手にもヒットが出て,上位打線の繋がりも完璧だった.広島にとって今日は本当に大きな勝利で,強さを見せつけた価値ある1勝だろう.これで1勝1分とした広島は第6戦のマツダに帰ってくることができる.広島としてはヤフオクドームで2勝1敗とし,マツダスタジアムで優勝を決めることができれば理想か.
対するソフトバンクはジョンソン投手を攻略できず何もできなかった印象.次戦以降に繋がる点としては柳田選手に一本ヒットが出たこと,リリーフ陣が失点していない点だろうか.第3戦からはホームで戦えるが,まずは3戦目を勝つことが大事.ここで悪い流れを作ってしまうと,そのまま押し切られると予想している.
おわりに
いよいよ始まった日本シリーズ.個人的に注目しているのは投打の采配だ.いつもとは違った采配も多く見られる短期決戦,監督も期待している選手こそ起用する.その期待に対し選手がどう答えるのか…第3戦以降も采配を中心に見ていきたい.