どうも.tk89naviです.
今年初投稿,久しぶりのブログ執筆となりました.
本ブログでは今年もプロ野球の新人王有資格者を追っていきますが,
今年はプロ野球ネタをメインによりラフなブログ投稿にしていこうと思っています.
と言うのも,昨年から続くこのような社会情勢のため現地観戦数が激減し,
モットーにしていた“自ら球場に足を運び選手に関する一次情報を収集して発信する”
ことが困難になってきたことが理由です.
プロ野球では限られた座席数の中でのチケット争奪戦,
アマチュア野球では観客動員の有無を調査しつつ観戦可能な試合を模索...
こういった余計な労力が襲い掛かってくることは予想以上でした.
今年はひとまず静観し,元の生活に戻るまではのんびりとブログやYouTubeをやりたいと思います.
勿論,活動を全くのゼロにするわけではありませんが,“行ける試合は極力行く”ような
ある意味完璧主義の自分から脱却する良い機会になるのではと思っています.
ブログについてはこれから更新頻度を上げていくつもりですので,
初めてこのブログをご覧になる方も,たまに見に来てくださる方も
よろしければお付き合いください.
それでは本題に入っていきます.
※以下,敬称略
プロ野球2020 新人王レースの振り返り
まずは昨年の新人王レースを振り返るところから始めていきたい.
結果は周知の通り,森下暢仁(広島)と平良海馬(西武)が新人王を獲得した.
結果を少し細かく見ると得票数は以下となっている.
2020新人王得票結果
セ・リーグ ☆森下暢仁(広島):303票 戸郷翔征(巨人):9票 清水昇(ヤクルト):1票
パ・リーグ ☆平良海馬(西武):144票 小深田大翔(楽天):125票 安田尚憲(ロッテ):7票 藤原恭大(ロッテ):1票
セ・リーグは10勝を挙げた森下が断トツの受賞だったが,
4名に票が割れたパ・リーグは平良と小深田の接戦であったことがわかる.
ここで私自身が考える新人王を獲得するための条件(ざっくりとした成績)を示しておく.
先発投手:10勝 リリーフ投手:30Hまたは30S 野手:.270または30本,100安打以上
上記の条件を昨年の新人王有資格者に当てはめてみよう(※昨年は120試合制).
-セ・リーグ-
先発として10勝に到達したのは森下暢仁のみ.次点は9勝の戸郷翔征.その次となると4勝の勝野昌慶(中日)と坂本裕哉(DeNA)になる.先発として50イニング以上投げたのは森下,戸郷,勝野,吉田大喜(ヤクルト)の4名で,100イニングをクリアしたのは森下と戸郷の2名だった.
リリーフとして30Hに到達したのは清水昇のみ.次点は11Hのケムナ誠(広島).抑えに定着した選手はいなかった.登板数で見ると40試合以上投げたのは清水,ケムナ,長谷川宙輝(ヤクルト),大江竜聖(巨人)の4名だった.
野手では100安打に到達した選手はおらず,最高位は松原聖弥(巨人)の73安打で打率は.263だった.なお,規定打席に到達した選手はいなかった.
以上,投手と野手合わせて10名を挙げたが,セ・リーグの得票結果は妥当だったと思われる.30Hを達成したものの1票しか入っていない清水については,0勝4敗と負けが先行した点とチームが最下位であったことがマイナスに働いた可能性が高い.
-パ・リーグ-
先発として10勝に到達した選手はおらず,最高位は河野竜生(日本ハム)と浜屋将太(西武)の3勝だった.先発として50イニング以上投げたのは河野,浜屋,中村稔弥(ロッテ)の3名で,100イニングをクリアした選手はいなかった.
リリーフとして30Hに到達したのは平良海馬のみ.次点は13Hの宮川哲(西武).抑えに定着した選手はいなかった.登板数で見ると40試合以上投げたのは平良,宮川,泉圭輔(ソフトバンク)の3名だった.
野手では100安打に到達したのは小深田大翔のみ(打率は.288).次点は87安打の安田尚憲.規定打席に到達したのは小深田,安田の2名.
以上,パ・リーグは8名を挙げた.平良と小深田,どちらも甲乙つけがたい成績を残し,リリーフ投手対野手の難しい比較となっただけにこちらの得票結果に異論はない.ただ,藤原恭大への謎の1票と安田への7票は平良と小深田の2名を差し置いて得票するには少し無理があったと感じている.
当ブログにおける2020年の新人王予想
さて,当ブログでは様々な要素から消去法にて2020年の新人王を予想した.
(当時のブログ記事はこちら)
新人王獲得の可能性が高い順に3名,以下の通り予想していた.
セ・リーグ 森下暢仁,戸郷翔征,坂本裕哉の順
パ・リーグ 浜屋将太,河野竜生,平良海馬の順
結果としてはセ・リーグの森下,戸郷は順当に当てることができたが,
パ・リーグは先発として二桁勝利を予想した浜屋が3勝止まり,
浜屋と同等の活躍を見込んだ河野も同じく3勝と大きく外す形となった.
実際に新人王を獲得した平良を3番目に予想できたのは最低限だったが,
その活躍,成績は遙かに予想以上であった.
おわりに
プロ野球の開幕を控え,これから少しずつ2021年の新人王を予想する投稿をしていきたいと思う.
当時の予想記事にもある通り,新人王争いをするような小深田を最終候補にまで残せなかった反省を踏まえ,もう少し精度を上げていきたいところである.
それではまた.