どうも.tk89naviです.
昨日は日米野球を観戦してきました.侍ジャパンは辞退者続出で当初のメンバーから様変わりしており,MLBオールスターについてももちろんベストメンバーではないでしょう.それでもMLBの選手を見る機会など中々ないため足を運びました.
日米野球について
日米野球は2014年に現地で見ていた↓
アルトゥーベやカノー,ロンゴリア.当時のスコアボードはカタカナと漢字表記だった.この試合は確か柳田選手が爆発してヒーローだったと記憶している.柳田選手はこの次のシーズンで大ブレイク.WBCでもそうだが,海外のチームと試合をする意味は大きく,そこで掴んだものを次のシーズンに繋げて結果を出す選手は多い.更にはメジャーリーガーから多くの刺激を貰い,そこで活躍すれば自信になることでメジャーリーグを志す選手も増えきている.ただ,試合をする時期が時期だけに疲労の蓄積などから次のシーズンに支障をきたす選手も少なからずいる.一長一短がある国際試合だが,見ている側からすれば面白い.
2018日米野球 第3戦
前置きが長くなったが昨日の試合のレポートを.スタメンはこちら↓
始球式は斎藤隆氏.球は遅かった.
MLBの一塁ベースコーチは松井秀喜氏↓
試合結果
試合結果はこちら↓
ようやくMLBが勝利.侍ジャパン先発の多和田投手を中盤で崩すと,そのまま逃げ切った.MLBは先発全員安打と意地を見せた.
注目選手
この試合の注目選手.
ヤディア・モリーナ選手(カージナルス)
まずはこの試合のヒーロー,MLB最強捕手のモリーナ選手.この日は2番キャッチャーで出場.試合を有利に進めるホームランを放てば,一塁への牽制バズーカでランナーを刺すなど,圧倒的な存在感で勝利に貢献.そして球場が沸かせルプレーも.ヒットを打ったモリーナ選手が盗塁を仕掛けると一・二塁間に挟まれてしまう.アウトになるまいと少し粘ったモリーナ選手だが,降参したのか急にベンチに逃亡.外国人ならではのジョークで球場を盛り上げたくれた.
モリーナ選手の打撃はこちら(スロー)↓
モリーナ選手の盗塁アウトはこちら(スロー)↓
ヒーローインタビューは真面目に回答↓
フアン・ソト選手(ナショナルズ)
続いて5番レフトで出場のソト選手.日米野球3試合目なので日本でももはや有名人.天井直撃の打球を放つなど,ケタ違いのパワーの持ち主だ.東京ドームで天井直撃を見たのは大谷翔平選手以来である...破壊力抜群のフルスイングは魅力的だ.これだけの選手なので守備はどうかと見ていたが,意外に守備範囲が広く好守備も見せてくれた.
MLB新人王候補のソト選手,1年目の成績はこちら↓
ソト選手の守備はこちら↓※音量注意
クリス・マーティン投手(レンジャーズ)
最後は3番手で登板した日本ハムで活躍していたマーティン投手.長身から放たれる速球はやはり威力がある.153km/h連発だった.
マーティン投手の投球フォームはこちら(スロー)↓
気が付くとMLBの選手ばかり注目して見ていた...
侍ジャパンの選手については投手のみ写真を貼ってみる(日本の選手がおまけみたいになってしまった...)
先発は多和田真三郎投手(西武).序盤は無失点に抑えたが中盤に捕まり5失点と試合を作れなかった.
2番手は岩貞祐太投手(阪神).ヒットは打たれたものの何とか無失点に抑えた.
3番手は成田翔投手(ロッテ).注目されたソト選手との対戦では二塁打を打たれ,2失点を喫した.
4番手の高梨雄平投手(楽天).変則フォームが効いて1回無失点.
最後は岡田明丈投手(広島).MAX153km/hの真っ直ぐで封じ込め無失点.ゆったりとしたフォームからリリースでは腕が良く振れていた.まさに0から100に力を解放したイメージ.これぞ代表投手という投球だった.
おわりに
日米野球は日本の選手に加え,世界トップレベルの選手のプレーが見られるので開催されれば是非足を運びたい.明日からは舞台をマツダスタジアムに移して引き続き試合がある.
予告先発はこちらの投手↓
予想はされていたが,前田健太投手が先発となれば盛り上がること間違いなしだろう.