どうも.tk89naviです.
社会人野球のセガサミーvsトヨタ自動車東日本のオープン戦を観戦してきたのでレポートしていきます.
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スタメン
先攻 トヨタ自動車東日本
1D大谷(前沢-水沢駒形野球倶楽部-高知ファイティングドッグス)
29大島(智辯和歌山-筑波大)
32小野(甲府工)
44北見(武相-関東学院大)主将
53羽田野(花巻東-関東学院大)
68古屋(花巻東)
75大澤(花巻東-筑波大)
86林(広陵-筑波大)
97後藤(花巻東-盛岡大)
P 阿世知(横浜商-神奈川大)
後攻 セガサミー
17本間(関東一-立正大)
24江藤(大分商-日本文理大)
32須田(黎明-立正大)
46根岸(樹徳-日本大)
53澤良木(済美-日本文理大)
68宝楽(PL学園-東洋大)
79市根井(前橋商-上武大)
8D木村(富島)
95砂川(明豊-駒澤大)
P 横田(飯能南-上武大)
試合内容
セガサミーは左腕の横田哲投手,トヨタ自動車東日本は阿世知暢投手でスタート.
先制したのはトヨタ東.2回表,先頭の4番・北見昂之選手が内野安打で出塁すると,5番・羽田野恭平選手の打ち取られた内野ゴロがエラーを誘い無死1,3塁とする.続く6番・古屋旺星選手の内野ゴロの間に1点を先制.
2回裏,すぐさまセガサミーが反撃する.1死から6番・宝楽健吾選手がレフト前にヒットを放つと,盗塁と四球などで満塁とし,9番・砂川哲平選手の犠飛で同点に追いついた.
更に4回裏,2死から7番・新人の市根井隆成選手がレフト前に落とすヒットを放つと初球で盗塁を決めると,8番・木村天響選手もレフト前にヒットを放ち勝ち越し.続く9番砂川選手は死球で出塁し,迎えた1番・本間諒選手が振り抜いた打球は前進守備のライトの頭を超えて適時三塁打となり更に2点を追加.
トヨタ東先発の阿世知投手はスリークォーター気味のインステップ投法で右打者は打ち辛そうに見受けられたが,4回を投げて5四死球と制球に苦しみ,バッテリーとしても3盗塁を許したのが痛かった.
トヨタ東の反撃は6回表.3番・小野勝司選手がバットを折りながらもセンター前に落とすと,4番北見選手がこの日猛打賞となるレフト前のヒットで繋ぐ.送りバントで1死2,3塁とし,6番古屋選手がセンターオーバーの適時二塁打を放って2点を返す.
セガサミー先発の横田投手は低めに集める投球で内野ゴロを量産.味方のエラー3個などでランナーを背負ったピッチングを強いられたが6回3失点でまとめた.
セガサミー7回からは田中太一投手(大分工-巨人)が登板.MAX150キロの直球を投げ込むさすがの投球を見せ,7回8回と無失点.4-3セガサミーリードで迎えた9回も3イニング目の登板.簡単に2死とするも9番・代打の関口翔選手(花巻東-東農大)が149キロの真っ直ぐをライト前に弾き返し出塁する.
迎える打者は1番・大谷龍太選手.エンゼルス・大谷翔平選手のお兄さんだ.この日は指名打者で出場もここまでノーヒット.期待がかかったこの打席だったが,甘く入った球を打ち損じてフライを上げてしまう.ところがセンターの宝楽選手が打球を見失い右中間にポトりと落ちてランナーが一気にホームインしてまさかの同点.
9回裏,セガサミーの攻撃は三者凡退で終わり同点でゲームセット.セガサミーは5回以降,阿世知投手をリリーフした4人の投手を全く捉えることができずノーヒットだった.
トヨタ東 010 002 001 4
セガサミー 010 300 000 4
ドラフト候補と気になった選手
セガサミー
高卒3年目・草海光貴選手(上田西)は9回の守備から登場.安定感のある守備が持ち味の選手だが,2回の守備機会を無難にこなしいい動きを見せた.
大卒2年目・宝楽選手は4打数1安打1盗塁.9回の守備はホームグラウンドだと思うと不安は残るが走塁面は高レベル.

トヨタ自動車東日本
一番気になった選手は3番手で登板した山﨑慎也投手(一戸)である.こちらもスリークォーター気味のフォームからキレのある直球を投げ込む投手だ.1イニングのみの登板だったが,空振りを取れる真っ直ぐとアウトコースへの制球が抜群で初見で捉えるのは難しそうであった.