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【プロ野球】2020年の新人王をガチ予想してみた -先発投手編-

どうも.tk89naviです.

長々とやっております新人王予想...

前回の‐リリーフ編-に引き続き今回は先発投手編です.

ここまでの経緯は-総合編-,よければ-野手編-もご覧下さい.

※以下,敬称略

投手の新人王候補82名から○○名まで絞り込む

2020年 新人王候補(投手) 先発とリリーフのタイプ分け

1.【先発投手】ローテを勝ち取ることができるか?!

先発投手の目標は「二桁以上の勝ち星」だが,そのためには最低10試合以上,できればローテを守って20試合以上は先発したい.20試合以上先発できれば新人王が近づく.野手編では「最低5月中に出てこれないようなら新人王受賞は厳しい」としたが,先発の場合6月からでもまだ間に合う.極端ではあるが10試合以上先発するという条件であれば7月からでも問題はなく,その後ローテに定着できれば爆発的な活躍で二桁勝利に届いてしまうこともある.それに野手との違いがもう一点.野手は打撃が振るわなくても守備走塁面を評価したり,レギュラー選手の実績を考慮するなど,入れ替えまでに我慢が生じやすい.一つのポジションに対して争う人数が少ないが,そのポジションを勝ち取るのが難しいと言える.一方先発投手の場合(リリーフでも考え方は同じ)は一軍枠6,7名と枠そのものが多いこと,各球団抱えている投手が多く二軍にも代わりとなる選手が多数控えていることから入れ替えも激しくなる.言うなれば『一枠は若手にチャンスを与えてみるか』の考え方になりやすく,野手と比べて圧倒的にチャンスを得やすい傾向にある.更に先発投手の場合,先発で結果が出なくても配置転換でリリーフとして起用されるケースがあり,登板数を重ねて勝ち星を増やすことに直結する.この点も考慮して上表の先発型とリリーフ型を仕分けている(起用法が不透明な新人は極力先発型に分類).

ここからは先発投手として最低10試合以上の登板機会が得られるか可能性を探っていく.

セ・リーグの先発投手

2019 10試合以上先発登板した投手リスト(セ・リーグ)

上表はセ・リーグ各チームの昨シーズン10試合以上先発した投手をまとめたものである.昨年の新人王有資格者で10試合以上先発登板の機会を与えられたのは,ルーキーでは高橋優貴(巨人)上茶谷大河(DeNA)大貫晋一(DeNA)の3名,他は大卒3年目・床田寛樹(広島),高卒4年目・高橋奎二(ヤクルト)の2名で計5名であった.

参考

先発投手はベースとなる投手が前年から3,4名残り,残った投手の不調や退団・移籍者などの穴埋めで新外国人を獲得したり即戦力ルーキーを起用するなど3,4名は入れ替わる(新戦力の台頭).その中で新人王有資格者が二桁登板に到達するのは各球団多くても2名程度になる.

各球団は毎年のように先発投手の整備に苦労している.ローテを守って24試合投げれば最少6名の先発投手でシーズンを戦えてしまうわけだが,それは現実的に不可能であり実際は倍以上の14,5名を先発起用することになる.そういった意味では先発型に分類された投手の大半が一軍で先発する機会があるため誰しもに可能性があると言っていい.ここからは球団別の先発事情を確認しながら最大2名に絞り込んでいきたい.

巨人先発型候補選手リスト

太田龍,戸郷翔征,高田萌生

昨年優勝の巨人.10試合以上先発した7名の投手で130試合を占めるなど,セ・リーグで最も安定したローテを組んでいたと言える.だがチームで最も先発登板が多かった山口俊と10試合に先発したヤングマンが退団し,今年は彼らが登板した36試合分の穴埋めが必要になる.新外国人のサンチェス,田口の先発復帰など,若手を含めた先発型投手の競争は更に激化すると言っていい.リストに入れた3名ともチャンスがあると考えるが,ここは経験を優先し,昨年一軍での先発経験がある戸郷高田を残したい.

DeNA先発型候補選手リスト

坂本裕哉,阪口皓亮,中川虎大

昨年は上茶谷と大貫合わせて200イニングと即戦力の働きを見せたが2年目はどうか.やはり今永・濱口・東のドラ1左腕オールスターズが核になるが,東は今季絶望となり駒不足に陥らないためにも石田の活躍は必須だろう.更に積極的に新人を起用していく方針からドラ2・坂本の出番は増えそうだ.残る2名は昨年先発を経験しているが,二軍の成績を考慮して中川を残したい.

阪神先発型候補選手リスト

馬場皐輔

候補に挙げたのが馬場のみだがそのままリストへ.昨年の青柳のようにローテを守ってのブレイクなるか.

広島先発型候補選手リスト

森下暢仁,山口翔,ケムナ誠

ジョンソン・大瀬良・床田の3名が先発登板20試合超えとローテを守った.続く九里や野村も20試合に届かなかったものの一定の成績を残しており,先発陣として見ればセ・リーグの中でも優秀な人材が揃っている.新人王候補として3名挙げたが,大学No.1のドラ1右腕・森下が一枠を掴めると予想.山口も昨年6試合の先発登板と経験を積んだが,ここは森下のみ残したい.

中日先発型候補選手リスト

橋本侑樹,岡野祐一郎,勝野昌慶

3年目でブレイクした柳と復活した大野の2枚看板を形成.しかし10試合に到達した投手が4名とリリーフ投手と同様ローテ枠争いも激しく新人含め若手の起用は増えるだろう.候補の筆頭は昨年一軍で登板経験のある勝野.新人は爆発力のあるドラ2・橋本侑,安定感のドラ3・岡野だが,敢えて両方除外.というのも昨年ローテを守った投手が少ない分,多くの投手が複数回先発を経験しており,梅津・山本・小笠原といったブレイク期待の投手陣が控えているためだ.Bクラスから抜け出すために勝ちに拘るのであればまずは彼らを起用していくと予想した.

ヤク先発型候補選手リスト

吉田大喜,杉山晃基,大西広樹,清水昇,寺島成輝

先発陣大崩壊の最下位ヤクルトは全て白紙と言っても過言ではない状況.追い打ちをかけるようにバレンティンの退団で攻撃力低下は否めず,乱打戦でも勝ち星が拾えない可能性が高まった.球場特性による防御率悪化は仕方ないが,二桁勝利はリリーフ陣の能力や自チームの得点力にも依存する.小川・石川・高橋・ブキャナンとメイン先発が4名いて最多勝利が石川の8勝であるのが物語っているように投手に勝ち星が付かなければ新人王は生まれない.今回は即戦力期待の大卒ルーキー3名を含む5名を新人王候補として挙げた.勿論勝率4割のチームでも孤軍奮闘で二桁に乗せる可能性はあるが,チーム状況も鑑みてここで残す投手はゼロだ.

パ・リーグの先発投手

2019 10試合以上先発登板した投手リスト(パ・リーグ)

続いてパ・リーグ.昨年の新人王有資格者で10試合以上先発登板したのはルーキーでは松本航(西武)小島和哉(ロッテ)の2名,他は新人王を獲得した大卒2年目・高橋礼(ソフトバンク)大卒社会人2年目・K-鈴木(オリックス)大卒社会人4年目・石橋良太(楽天)高卒社会人4年目・竹安大知(オリックス)大卒4年目・本田圭佑(西武)高卒5年目・岩下大輝(ロッテ)育成出身・榊原翼(オリックス)の7名で計9名あった.セ・リーグと同様,チーム別にみていく.

西武先発型候補選手リスト

宮川哲,浜屋将太,上間永遠

直前に話題に挙げたためここでも記載しておくが,昨年首位の西武についてはヤクルトの真逆だ.投手陣はヤクルト同様ウィークポイントになるがそれを上回る打撃力でカバー.大量援護で勝利が掴みやすい状況の中,防御率4点台の高橋光成が二桁勝利に到達し,ドラ1・松本航は16試合の先発登板ながら7勝を挙げた.上表の通り134試合を8名で先発するなど纏まった先発陣で乗り切ったが,弱点であることは変わりない.候補として新人3名を挙げたが,社会人出身のドラ1・宮川とドラ2・浜屋は期待度が高く新人王レースを引っ張る可能性がある.

ソフトバンク先発型候補選手リスト

杉山一樹,板東湧梧,田中正義,古谷優人

エースの千賀,新人王を獲得した高橋礼,3番手のミランダは退団したものの圧倒的な選手層を誇る.リリーフ陣も充実しており得点力もある.故障者が続出しても選手個々のレベルが高く穴を埋める選手が次々に出てくるチームである.候補に挙げた4名は昨年一軍での先発経験はないが,全員ポテンシャルが高く誰が出てきてもおかしくない.先発で出番がない場合リリーフでも通用する球の勢いを持ち合わせており,最大2名に絞り込みたかったが,ここは4名とも候補に残す

楽天先発型候補選手リスト

瀧中瞭太,渡邊佑樹

昨年唯一ローテを守った美馬が移籍.2番手・石橋,3番手・辛島は複数回リリーフ登板するなど固定できず二桁勝利到達者は無し.それでも今季は実績のある則本や岸を筆頭に新加入の涌井,松井裕の先発転向とビッグネームが揃い充実度が増す.これだけの先発陣が控えていれば自ずと一軍枠は圧縮され,候補に挙げた二人の出番は少なくなると予想する.

ロッテ先発型候補選手リスト

中村稔弥,原崇

昨年のチーム最多勝利は石川歩と種市の8勝と全体的に勝ち星に恵まれなかった.そして2番手のボルシンガーが退団,涌井が移籍と37試合分の穴が空いたが楽天から美馬を獲得して一枠が埋まった.期待度が高い二木や岩下も1年間経験を積み,小島も控えるが盤石とは言い難い.候補として2名挙げたが,昨年一軍での先発を経験した中村稔を残したい.

日本ハム先発型候補選手リスト

河野竜生,立野和明,望月大希,吉田輝星,生田目翼,北浦竜次,宮台康平

昨年は実に18名もの先発投手を起用したが新人王有資格者の二桁登板は無し.エース・有原のみ高い安定感を保持しているが,その他の先発起用には四苦八苦状態.昨年からの退団・移籍者はいないものの,ロドリゲスと堀はリリーフメインの可能性もあり上沢は故障明けと不安が残る.そうなると2,3枚は新戦力の台頭を期待したいところであり,まずは新外国人・バーヘイゲンと安定感のあるドラ1左腕・河野が注目されよう.河野以外の新人王候補としては6名を挙げているが,昨年一軍で先発を経験した吉田輝,生田目,北浦の中から最も爆発力のある吉田輝を残したい.

オリックス先発型候補選手リスト

本田仁海,張奕

昨年最下位のオリックスは援護に苦しみ防御率1点台ながら8勝止まりの山本由と13勝を挙げた山岡の二枚看板.しかしそのあとが続かない.K-鈴木・榊原・竹安の新人王有資格者が二桁登板し,新人の荒西も8試合に先発登板したのはチーム事情を物語る.候補に挙げた本田の2名ともチャンスがあると予想する.

2.先発投手絞り込みまとめ

38名の先発型投手を絞り込んだ結果をまとめる.

セ・リーグ

巨人:戸郷翔征(高卒2年目),高田萌生(高卒4年目)

DeNA:坂本裕哉(大卒1年目),中川虎大(育成出身)

阪神:馬場皐輔(大卒3年目)

広島:森下暢仁(大卒1年目)

中日:勝野昌慶(高卒社会人2年目)

パ・リーグ

西武:宮川哲(大卒社会人1年目),浜屋将太(高卒社会人1年目)

福岡:杉山一樹(高卒社会人2年目),板東湧梧(高卒社会人2年目),田中正義(大卒4年目),古谷優人(高卒4年目)

千葉:中村稔弥(大卒2年目)

ハム:河野竜生(高卒社会人1年目),吉田輝星(高卒2年目)

オリ:本田仁海(高卒3年目),張奕(育成出身)

以上より,

38名からセ・リーグ7名,パ・リーグ11名の18名まで絞り込んだ

今回はここまで.最後のまとめは後日更新します.

次回に続く...

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