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プロ野球

【プロ野球】2019ペナントレースの順位予想をしてみた~セ・リーグ~

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どうも.tk89naviです.

高校野球のセンバツ大会が盛り上がっていますが,

早いもので明日からいよいよプロ野球も開幕します.

開幕直前なので今回はセ・リーグの順位予想をしてみようと思います.

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順位予想の前に

基本的には昨年(2018年)の成績をベースに戦力の底上げまたは低下を見ていくわけだが,今回は少し数字を用いてみたい.

 

野手の評価

まずは野手.広島カープを例に昨年の戦力をまとめたのが下記の表だ.

順を追って説明していく.まず,この表において“打順”については特に意味はない.シーズン通して打席数が多かった打順に選手を当てはめただけだ.赤太文字=規定打席以上だが,広島カープは1番~6番まで規定打席に到達しており,打順が固定されていたと言っていい.更に控え野手を打席数が多い選手から5名選んだ.スタメン8名+控え5名で合計の打席数は4,921となるが,広島カープの143試合トータルの打席数は5,663であり,この13名でシーズンの約87%の打席数を占めている.当たり前のことだが,まずは試合に多く出ている選手を評価するために打席数に拘っている.

ここからは野球をよく知っている方には退屈な話になる.根本的に野球とは点を取り合うスポーツだが,点を取り方にも様々な方法がある.やはりホームランが手っ取り早く得点できるが,それ以外だとまずは塁に出ることが重要だ.よって選手の評価ポイントとして「①出塁率」をあげている.もちろん出塁できたからといってホームに返ってこなければ得点にならない.ランナーをホームに返す方法としては,ほぼほぼ打って返すことになるだろう.よって「②打点」「③得点圏打率」は重要な指標だ.

更に「④長打率」も野球においては重要で,長打が出れば出るほど得点率がアップする.ランナーがいたとして二塁ランナーの場合は確実に返すことができるし,一塁ランナーもホームに返し得点に結び付けられる可能性は高い.しかし得点率を高めるのは長打を打つだけではなく,ランナーの走塁能力が高ければなお良い.足を絡めてチャンスを広げることや足の速さを活かしてホームに帰る能力も評価ポイントである.これらを加味して「⑤得点」(ホームインした数)が多い選手も評価対象とした.

今回は敢えて打率や本塁打,セイバーメトリクス的なものも使わずこの5項目で選手を評価している.「得点圏打席」についても多いに越したことはないが,あくまで打席数であることから得点に直結しないため参考値とした.(得点圏打席は打順の組み方を考える上で参考になる)因みに今回は守備の指標は一切用いず,単純に打者の得点能力で評価することにした.

さて,前置きが長くなったが,ここからは数字遊びである.表の中の色分けは個々の指標をリーグ順位からポイントを振り分け,規定打席数に応じて少し優劣をつけてみた.ポイントは0~MAX6点とし,選手一人に最大30点入るが,見ての通り丸佳浩選手・鈴木誠也選手は球界屈指の打者である.

2018年リーグ屈指の打撃力を誇った広島カープの野手陣を例に挙げたが,ここでその他5球団における昨年の戦力を下記に示す.

2018ヤクルト野手 戦力まとめ
2018巨人野手 戦力まとめ
2018DeNA野手 戦力まとめ
2018中日野手 戦力まとめ
2018阪神野手 戦力まとめ

セ・リーグ6球団並べてみるといくらでも語れそうだが長くなるので割愛.ひとまずセ・リーグの得点数と字を引っ張ってきただけのtk式ポイントを比較すると下記になる.tk式ポイントでは3位の巨人が低く出たが,概ね昨年の得点数と相関関係があることがわかった.もちろん得点が多いだけで試合に勝利できるとは限らないが,得点能力が高い打者とは至ってシンプルで,「出塁率が高く長打が多いチャンスに強い打者」である.表より,30点満点は中日のビシエド選手,次点はヤクルトの山田選手となった.



投手の評価

続いては投手の評価をしていく.

こちらも広島カープを例に挙げると下記となる.

投手についても野球の根本的な考えとしては「失点しないこと」である.極論を言ってしまえばどれだけヒットを打たれようが四死球を出そうがランナーを返さなければ試合に負けることはない.失点が少ない投手が優秀なのは間違いないが,投げれば投げるほど失点は増えるものであり,定量的な評価ができないことから,評価対象に「①失点/打者数」(既存の指標として存在する?)を加えてみた.

同じく被安打数や与四死球数などは単純に数で評価することが難しいため,セイバーの指標を用いてみたい.このあたりの評価方法が野手と異なる部分だろう.まず「②WHIP」は日本でもよく聞く指標だが,1イニングに何人走者を出したかを表している.当然のことながら走者を出せば失点のリスクは高まるため,ここは押さえておきたい.次に「③LOB%」は残塁率を示す指標だ.この値が高ければランナーをホームに返さない確率が高い投手だと言える.ランナーを出し後,次に考えるのはそのランナーを返さないことであり,ピンチに強い投手はどのチームでも重宝される.最後に「④K/BB」は制球力を表す指標である.例えば,表内の大瀬良大地投手はK/BBが3.88だが,四球1個出すまでに3個以上三振が取れることを意味している.打球が前に飛ばないこと自体が出塁リスク・得点リスクを回避できるため,これは案外重要な指標である.

他5球団の昨年の戦力は以下の通りだ.

2018ヤクルト投手 戦力まとめ
2018巨人投手 戦力まとめ
2018DeNA投手 戦力まとめ
2018中日投手 戦力まとめ
2018阪神投手 戦力まとめ

投手は先発7名+リリーフ7名の計14名を投球回が多い選手を基本に選んだ.例えば広島カープの場合,表の14名がシーズンの約88%を投げたことになっている.野手と同様ポイントの振り分け方法と昨年の比較を下記に示す.

投手の評価方法はリーグ全体ではなく,選出した先発7名×6球団の42名の中での順位,リリーフ選手も同様に42名の中で順位をつけてポイントを割り振った.そうすると,昨年一番失点が少なかったのは巨人であるが,tk式でも投手の能力が一番高いのは巨人となり,DeNAも高いポイント数となった.

個人のポイントで見ると,先発は広島の大瀬良投手と巨人の菅野投手,リリーフはヤクルトの石山投手が24点満点だった.


最後に野手と投手の合計ポイントを合算し,チーム合計ポイントとして評価したものが下記の表だ.やはりチームとしては優勝した広島の点が高く,最下位の阪神は点が低い.このチーム合計ポイントをベースにして,今年の順位予想を行ってみたい.



2019シーズン セ・リーグ各球団の予想(2018シーズンとの比較)

ここでようやく今年の予想に入っていく.上記に示したチーム合計ポイント数をベースにこの点数の増減を予想していく.

以下,昨年との比較表を載せていくが,表の見方としては今年の戦力になりそうな選手を並べて予想合計点をつけている.また,「評価」の項目を設けて2018年の戦力と比較しているが,ここが今回の予想のメインとなる.↑は2018年よりも成績が向上すると予想した選手で,一律+2点とした.逆に↓は成績を落とすと予想した選手で,こちらは一律-2点とした.→は昨年とある程度は同じ活躍が見込める選手.新は新加入選手の評価で,★は昨年は大きな戦力とならなかったが今年は一軍で戦力になりそうな選手を示す.最後に↑↑だが,昨年よりも大幅に成績アップが見込める選手を表し,数値は+4以上をつけた(↓↓はその逆).

 

広島東洋カープ

2019広島 野手予想
2019広島 投手予想

まずは広島カープから.野手は丸佳浩選手が巨人に移籍し,長野久義選手が加入したのが大きく変わった点だろう.点数の面ではやはり丸選手が抜けたことで大きく下がったが,逆に奮起する選手が増えると予想している.特にサードの安部友裕選手は西川龍馬選手の外野挑戦もあってレギュラー返り咲きの大チャンスであり,出場機会が増えれば活躍できると予想した.

投手は床田寛樹投手島内颯太郎投手に注目しており,点数以上の活躍が期待される.そしてカープのエースとなった大瀬良大地投手は今年も高レベルな成績を残しそうだが昨年よりかは若干落ちると予想.リリーフの要である中﨑翔太投手フランスア投手一岡竜司投手は昨年並に活躍すると予想したため,投手の合計点は昨年を上回った.

 

ヤクルトスワローズ

2019ヤクルト 野手予想
2019ヤクルト 投手予想

続いて昨年2位のヤクルト.野手は強力打線が今年も火を吹くだろう.上位打線は昨年同様の活躍をすると予想.更に若手の台頭として村上宗隆選手廣岡大志選手が大きく伸びると予想している.また,オープン戦で大活躍した塩見泰隆選手も起用法にもよるが,打席数が増えれば楽しみな存在だ.

投手で成績を伸ばしそうなのは原樹里投手だ.石山泰稚投手は昨年の成績が良すぎたのもあって減点している.外国人選手や移籍組も多く投手スタッフは様変わりしたが,核となる小川泰弘投手が安定した成績を残せるかにも注目したい.

 

巨人ジャイアンツ

2019巨人 野手予想
2019巨人 投手予想

昨年3位の巨人は投手力のチームだったが,今年は丸佳浩選手の加入で打線に厚みが増しそうだ.出塁率が高い丸選手を活かすオーダーを組めればおもしろい.坂本勇人選手岡本和真選手は成績を落とすと予想したが,それでも2,3,4番と強打者が並ぶ打線は驚異で,1番に入る吉川尚輝選手が出塁することで得点率は大幅に上がるだろう.5番以降も陽岱鋼選手ゲレーロ選手など昨年成績が振るわなかった選手が今年は活躍すると予想している.

投手陣は先発投手の菅野智之投手を軸に山口俊投手メルセデス投手が今年も成績を残しそうだが,リリーフ陣は上原浩治投手の状態が上がってこず,クック投手次第な気がしている.また,2019戦力14投手の中に入れていない澤村拓一投手の先発転向も見逃せないポイントである.

 

横浜DeNAベイスターズ

2019横浜 野手予想
2019横浜 投手予想

昨年惜しくも4位のベイスターズ.野手は大きな補強をしておらず,現有戦力での戦いになる.得点源はやはり2~5番の選手たち.それ以外の選手が活躍しないことには上位進出は厳しいだろう.今一番ノっている楠本泰史選手が希望の光か.

投手は今年エースへの階段を登るはずだった東克樹投手が開幕に間に合わず,石田健大投手も同様の状況.その穴を埋めるのはドラ1の上茶谷大河投手,ドラ3の大貫晋一投手だろう.そして大活躍を予想しているのが開幕投手の今永昇太投手で,奪三振率が上がってくれば二桁勝利は確実だと読んでいる.リリーフ陣は国吉佑樹投手が加わって更に強力になりそうだ.

 

中日ドラゴンズ

2019中日 野手予想
2019中日 投手予想

リーグで中日だけ野手・投手ともに予想合計点が昨年を下回った.野手陣は全体の上積みが期待できず,昨年爆発的な活躍をしたビシエド選手は成績を落とすと予想.

投手陣も昨年活躍したガルシア投手が移籍してしまいポイントダウン.それでも野手に比べ期待の若手投手が多く,彼らがはまってくれば守り勝つ野球が復活するかもしれない.

 

阪神タイガース

2019阪神 野手予想
2019阪神 投手予想

最後に昨年最下位の阪神.中日とは真逆で,リーグで唯一野手・投手ともに予想合計点が昨年を上回った.野手は4番の大山悠輔選手が爆発すると予想.1,2番は注目のルーキーコンビだが,実戦向きの選手とはいえプロレベルでシーズンを戦い抜くのは厳しいと予想し点数は低い.

投手は西勇輝投手ガルシア投手の加入でポイント大幅増だ.先発陣が揃ってきたがリリーフ陣も悪くない.点数だけなら阪神投手陣がリーグトップとなった.

 

2019年ペナントレース順位予想

ここまできたらポイントでの順位予想をしてみた.

各球団の予想合計点をまとめると下記となる.

よって,野手と投手のポイントを合算したチーム総合力(合計ポイントが多い順)をもって,

2019順位予想

1位巨人2位広島3位ヤクルト

4位阪神5位DeNA6位中日

と予想する.

今回はある程度の数字を用いて評価してきたため,シーズン終了後は盛大に振り返りをやってみたいと思う.

 

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